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転職を考えるとき、ニュースなどでよく耳にするのが「有効求人倍率」。
でも実際、「どんな意味があるの?」「自分の転職にどう関係するの?」と感じる人も多いはずです。
この記事では、有効求人倍率の意味・見方・職種別の傾向をわかりやすく解説しながら、
20〜30代の転職希望者がどのようにキャリア戦略を立てればいいかを紹介します。
有効求人倍率とは、求職者1人あたりに対して何件の求人があるかを示す数値です。
たとえば倍率が「1.2」なら、転職希望者1人に対して求人が1.2件あるという意味になります。
■1.0を超える … 求人が多く、転職希望者にとって“売り手市場”
■1.0を下回る … 求職者が多く、求人の争奪が激しい“買い手市場”
つまり、この数値を見れば「今、転職がしやすいのか」の大まかな目安がわかるのです!
全体平均だけでは転職市場の実態は見えてきません。
有効求人倍率は職種や業界によって大きく異なります。
エンジニア職や建設系技術者は、慢性的な人手不足。
特にITエンジニアは1.5倍〜2倍を超えており、
今後も高倍率を維持すると言われています。
つまり、スキルを身につければ転職チャンスは非常に豊富であると言えます。
現在ITエンジニアが未経験の方も、
入社後の研修がある企業を選びスキルを身につけることができ、
市場価値を高めていけるでしょう。
どんな企業にも"必要"であるため、営業職も常に需要の高い職種です。
コミュニケーション力や成果への姿勢が評価されやすく、
異業種からのキャリアチェンジにもおすすめです。
未経験でも成果を出せる環境が多く、20代・30代の再スタートに向いています。
「有効求人倍率 事務職」と検索する人も多いように、
事務系職種は非常に人気が高く、
倍率は0.3〜0.5倍程度まで下がることも。
つまり、あなた1人に対して0.3件しか求人がないということです。
未経験では書類選考すら通らないケースが多く、
自分と他者との違いを言語化できるかが重要です。
キャリアチェンジを考えるうえで、実は「どこで働くか」も大きなポイントです。
都市圏と地方では、求人の数・業種・働き方の傾向が大きく異なります。
自分の希望職種がどの地域で多いのかを知っておくと、
キャリアチェンジの成功率がぐっと高まります。
都市部では、IT・営業・企画・人事など未経験でも挑戦できるオフィスワーク系求人が豊富です。
特に20代や30代前半であれば、「ポテンシャル採用」を行う企業も多く、
キャリアチェンジしやすい環境といえます。
また、スタートアップ企業やベンチャー企業も多く、
スピード感のある成長環境でスキルアップしたい人には向いています。
ただし、競争も激しく、年収や待遇だけで判断するとミスマッチになる可能性も。
面接前に「自分が何を得たいか」「どんな環境で働きたいか」を整理しておくことが重要です。
一方、地方では製造業・介護・建設・販売職など、
地域に根ざした業界の求人が多く見られます。
未経験からでも始められる職種が多い反面、
事務たIT、クリエイティブ職などのデスクワーク求人は限られる傾向にあります。
有効求人倍率が高いからといって、必ずしも条件の良い求人ばかりとは限りません。
背景には「人手不足による採用拡大」や「離職率の高さ」が潜んでいるケースもあります。
逆に、倍率が低い職種でもスキルや実績を活かせる人材には好条件が提示されることも。
数字を鵜呑みにせず、「なぜ倍率が高いのか・低いのか」を考えることが大切です。
転職活動では、この数値を自分のキャリア戦略と結びつけることが重要です。
■倍率が高い業界に挑戦したい人
→ 早めにスキルアップ・資格取得を始める
■倍率が低い業界にいる人
→ 自分の強みを明確にし、近い職種や成長業界へ広げる
たとえば、事務職志望でも「営業事務」「人事アシスタント」など、
少し隣接した職種に視野を広げることで採用チャンスが増えると言われています。
「自分の職種の有効求人倍率を知りたい」
「未経験からでもチャンスがある業界を教えてほしい」
そんな方には、未経験転職に強い『みけジョブ』がおすすめです。
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