コラム

これだけは絶対NG志望動機で書かない方がいいこと5選【職種別テンプレートあり】

就職や転職活動において「志望動機」は、

採用担当者が最も注目するポイントの一つです!

しっかり準備すれば自己アピールにつながりますが、

内容によっては逆効果となり、選考に不利になることもあります。

 

ここでは 「志望動機で書かない方がいいこと」5つ を紹介するとともに、

正しい志望動機の書き方や、うまくアピールできないときの対処法、

職種別のテンプレートもあるので参考にしてみてください!

志望動機で避けるべき内容5選

 

以下の内容では、書類選考が通りづらくなります。

すでに履歴書を作成している方は、

今一度、NG内容に当てはまらないかを確認してください!

 

1. 給与や待遇を前面に押し出す

「高収入を得たい」「福利厚生が充実しているから志望した」といった表現は、

企業への関心より自己利益を優先している印象を与えてしまいます。

もちろん待遇が良いことは応募理由の一つになり得ますが、

志望動機には 仕事内容や企業への関心 を中心に書きましょう。

 

2. 曖昧な内容や一般的すぎる表現

「成長したい」「スキルアップしたい」といった抽象的な言葉だけでは、熱意が伝わりにくいです。

例えば、

「これまでの営業経験を活かしながら、法人営業スキルをさらに磨きたい」

のように、具体的な目標や学びたい内容を盛り込むことで説得力が増します。

 

3. 企業の理念をそのまま繰り返す

企業の理念や経営方針をそのまま引用しても、応募者の個性は伝わりません。

例えば、

「貴社の『お客様第一』の姿勢に共感しました」

だけで終わらず、

「接客業で培った傾聴力を活かし、お客様満足度の向上に貢献したい」

と、自分の経験と結びつけることで、独自性のある志望動機になります。

 

4. ネガティブな理由での転職

「前職の環境が合わなかった」「上司との人間関係が原因で転職した」などの

否定的な表現は、協調性の欠如と受け取られる可能性があります。

代わりに、

「より専門性を高められる環境で成長したい」

「幅広い業務に挑戦し、スキルを伸ばしたい」

といった”前向きな言葉に置き換えること”が大切です。

 

5. 企業への貢献が見えない内容

「貴社で働きたいです」だけでは、熱意は伝わりません。

採用担当者は「この人が入社したらどんな活躍をしてくれるのか」を知りたいのです。

例えば、

「販売職で培った提案力を活かし、貴社の商品売上拡大に貢献したい」

のように、自分の強みと企業の事業を結びつけて表現しましょう!

志望動機の正しい書き方のコツ

 

志望動機が「うまくアピールできない…」と悩む人は多いです。

そんなときは、以下の3ステップを意識すると書きやすくなります。

 

1.企業研究をする

事業内容や理念、強みを調べ、自分が共感した点をピックアップする。

 

2.自分の経験・スキルを整理する

「これまでの経験が応募先の仕事にどう役立つか」を書き出す。

 

3.企業への貢献につなげる

「自分の強み × 企業の特徴」で志望動機をまとめる。

 

例:

「アルバイトで培った接客力を活かし、貴社の接客品質向上に貢献したい」

この流れで書けば、企業視点と自分の強みがつながり、

自然にアピール力のある志望動機になります!

【これから履歴書を作成する方必見!】職種別の志望動機テンプレート

 

「正社員経験がなく、志望動機に自信がない…」という方は多いですが、

アルバイトや派遣での経験も立派なアピール材料になります。

未経験転職の場合は、これまでの経験から学んだことと将来の成長意欲を

セットで伝えるのがポイントです。

 

■例文1|販売アルバイトから営業職へ

「これまで3年間、アパレル販売のアルバイトを通じて接客を経験してきました。

お客様の要望を伺い、商品提案をする中で

『人の役に立つ仕事がしたい』という思いが強くなりました。

営業職は未経験ですが、コミュニケーション力と提案力を活かし、

貴社の営業チームの一員として成果に貢献したいと考えています。」

 

■例文2|飲食アルバイトから事務職へ

「飲食店でのアルバイトでは、発注業務やシフト管理補助を担当し、

正確性とスケジュール管理能力を磨きました。

正社員として安定した環境で働きたいと考え、事務職を志望しています。

未経験ではありますが、PCスキルを習得しながら、

縁の下の力持ちとして会社を支えていきたいです。」

 

■例文3|フリーターからITエンジニアへ

「学生時代からITに興味を持ち、

独学でプログラミング学習を続けてきました。

飲食業でのアルバイトを通じて培った協調性と粘り強さを活かし、

未経験からITエンジニアとしてキャリアを積みたいと考えています。

貴社の研修制度に魅力を感じ、

学んだことを早期に実務で活かせるよう努力したいです。」

 

 

未経験転職の志望動機を書くポイント

1.アルバイト・派遣経験を具体的に書く(接客、リーダー経験、数字管理など)

2.正社員になりたい理由を前向きに書く(安定だけでなく、キャリア形成や成長意欲を強調)

3.「未経験でも学ぶ意欲がある」姿勢を示す

志望動機は「待遇の良さ」や「曖昧な言葉」ではなく、

自分の経験と企業の特徴をつなげ、どう貢献できるかを伝えることが重要です。

 

もし志望動機がアピールできないと感じる場合でも、

1.企業研究を深める

2.自分の経験を棚卸しする

3.前向きな言葉に変換する

 

これらを意識すれば、魅力的な志望動機に仕上げることができます。

志望動機の書き方に悩んだら、ぜひ本記事を参考にしてみてください!

Members Only無料 会員限定コンテンツ

興味のある企業に応募ができる「エントリー」機能や企業からオファーを受け取ったり、キャリアコンサルタントに相談できるメッセージ機能など便利な会員限定コンテンツをご用意しています。

お気に入りに追加しました