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求人票を見ていると、
「固定残業代40時間含む」
「固定残業代45時間」
「みなし残業80時間」
などの記載を見かけることが多くあると思います。
その際、
「固定残業があるとブラック企業なの?」
「固定残業45時間や80時間って普通なの?」
「一般的な固定残業時間はどれくらい?」
と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
固定残業代制度そのものは違法ではありません。
しかし、制度を正しく理解せずに入社すると、
「思っていた働き方と違った…」というミスマッチにつながるケースもあります。
この記事では、
固定残業代とは何か
固定残業40時間・45時間は多いのか
■ブラック企業の見分け方
■求人票で確認すべきポイント
を、わかりやすく解説します!
固定残業代とは、あらかじめ一定時間分の残業代を給与に含めて支払う制度です。
例えば、
「月給40万円(固定残業代40時間分を含む)」
と記載されている場合、
基本給+40時間分の残業代
が最初から含まれている、という意味になります。
重要なのは、
という点です。
併せて知っておきたいのは、
設定時間を超えた場合は、法律上は追加で残業代を支払う必要があるということです。
日本では、労働基準法によって
・1日8時間
・週40時間
を超えて働かせる場合、「36協定(サブロク協定)」の締結が必要です。
さらに2019年の働き方改革関連法により、残業時間には上限規制が設けられました。
【原則の上限】
・月45時間
・年360時間
までと定められています。
ただし、「特別条項付き36協定」を締結している場合、一時的な繁忙期などに限り上限を超えることが認められています。
それでも、
・年6回まで
・単月100時間未満
・複数月平均80時間以内
などのルールがあります。
つまり、
「固定残業80時間=違法」とは限らない
ものの、実態として長時間労働が常態化していないかは注意が必要です!
ここは非常に誤解が多いポイントです。
結論から言うと、
「固定残業がある=ブラック企業」ではありません!!!
実際、多くの企業で固定残業制度は採用されています。
特に、
・営業職
・IT業界
・ベンチャー企業
・コンサル業界
などでは比較的一般的です。
「固定残業があるからブラック企業だ」
と決めつけるのは選択肢の幅を狭めてしまうので気を付けた方が良いでしょう。
多くの企業は
・20時間
・30時間
・45時間
あたりの設定が多く見られます。
特に「45時間」は、36協定の原則上限と一致しているため、
求人票でもよく使われます。
一方で、
・60時間
・80時間
などの設定は、比較的多めと言えるでしょう。
ただし重要なのは、
だということです。
例えば、
固定残業45時間
→実際の残業は20時間以下
という企業も非常に多いです。
逆に、
固定残業20時間
→実際の残業は毎月60時間
というケースも存在します。
求人票の数字だけでは判断できません。
固定残業制度には、企業側の合理的な理由もあります。
例えば、
■成果主義を導入している
■効率よく終われば早く帰れる
■生産性を重視している
企業では、
「残業代目当てでダラダラ仕事するのを抑制する」
「短時間で成果を出せる人ほど得をする」
という考え方で固定残業制度を導入している場合もあります。
そのため、
「固定残業=必ず毎日長時間労働」
とは限りません。
一方で、注意が必要な企業もあります。
★求人票で注意したいポイント★
「固定残業45時間」とだけ書かれていて、
・平均残業時間
・退勤時間
などが不明な場合は注意が必要です。
固定残業代で給与を高く見せているケースもあります。
例:
・基本給18万円
・固定残業代12万円
など。
「基本給」と「残業代」の内訳は必ず確認しましょう。
「若いうちは働いて当たり前」
「成長のためには残業も必要」
など、長時間労働を美化する文化には注意が必要です。
良い会社ほど、
・繁忙期
・平均残業
・業務量
を具体的に説明してくれます。
曖昧な回答しかしない場合は注意しましょう。
固定残業を見る際に重要なのは、
NG!「固定残業があるからブラック企業」
NG!「固定残業30時間だから絶対ブラック企業」
ではありません。
本当に見るべきなのは、
★実態の残業時間
★評価制度
★離職率
★業務量
★人員体制
★生産性への考え方
です。
固定残業代制度そのものは、違法ではありません。
ただし、
・長時間労働が常態化している
・人手不足を放置している
・残業前提の働き方
こうした企業には注意が必要です。
一方で、
・効率重視
・成果主義
・生産性を評価する
このような企業では、固定残業制度が合理的に運用されているケースもあります。
求人票を見る際は、
「固定残業があるか」だけでなく
「実際にどう働いているか」
まで確認することが、後悔しない転職につながるでしょう!
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